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機材

機材展

機材展

記憶が新鮮なうちにと思うものの、先週5月18日のE-Spec展示会行ってきました。
ちょっとした要望が知り合いからありまして、照明卓が見たかったのと、聞きたかったスピーカーがあったのです。
AliExpress やeBayを使えば高機能な中華製の照明卓を購入できるものの、ノード初心者にはハードルが高く、メンテナンスや取説に不安があるのは否めません。その点国内取扱の販売代理店が安心なのは言うまでもありませんね、やはり実機を見て少し説明を受けると安心感が違います。

この辺りを薦めてみようかと思います、

LS-1


iPad、PC、Macの表示がブラウザーベースで接続はビルトインのアクセスポイントからとwifiルーター用意しなくても繋がるのが○ですね。

さて、本命のラインアレイスピーカーですが、今回展示視聴できるのはWharfedale ProとAlcons Audioのスピーカー群、中でもAlcons Audioのリボンドライバーは非常に興味がそそられていました。


WharfedeleProのWLA-28Xを4本WLA-28SUBを2本の組み合わせ、WLA-28Xのスペック表を見るとデュアル8インチの2Way と表記のあるものの高域ドライバーの表記がありません、仕方ないので本国のページを見に行くと表記がありました、3インチコイルのチタンダイヤフラムでネオジムのコンプレッションドライバーとのこと、2インチ未満のドライバーにありがちな高音域での荒れがなくギター音やハイハットもスッキリ聴こえています。また、15インチx2のWLA28SUBはサイズ以上に低域再生力があり18インチに近い低音を響かせていました、プロセッサーにはSC48FIRまたアンプにはDP-NもしくはDP-F seriesが推奨されています、4chのアンプ2台でフロントとインフィルもしくはフロントとサイドフィルまで鳴らせます、何よりコストパフォーマンスはなかなかのものではないでしょうか!


Alcons Audio 今回の本命です、リボンドライバー搭載のLR18/90とLR18Bの組み合わせ、やはり18インチSUBは良いですね、しっかりした低音を響かせてくれています、会場の可変残響パネルがビビっています。リボンドライバーの高域は経験がなかったのですが、カバーエリアがかなりはっきり切れているのは流石です、LR18/90は90°の指向角ですから客席前列中央で聞くと中抜け感がはっきりありますのでインフィルは必須です、ステージ上がやはり静かですからハウリングマージンも高く取れると思います(ステージ上でマイク持ってワンツーまでは流石に厚顔な私でもやっていませんが)


非常にコンパクトなLR7シリーズ、ハイボックスに90度と120度の指向角の2種12インチのSUBの組み合わせ、よくある表現でしょうが、このサイズからは想像できないハイレベルな音量感、12インチと感じさせない低音、指向角のはっきりした高域と申し分ありません、ハイボックスの天面にはわかりやすく角度表示があり仕込み時の上下振り分け等でもわかりやすいでしょう。サイズのハッタリは効きませんが音を聞いたら納得してもらえるでしょう(笑)
アンプは最近ネットを騒がせているギョロ目アンプ、DSPで制御されたハイパワー出力で鳴らしてくれています。
カタログを眺めているとユーザーネットワークに和歌山のT社Hさんが!!さすがの早期導入です。

最後にちょっと可愛いマイクを1本
Seide PC-Me MK2 ラージダイヤフラムのコンデンサーマイクです、○-87をちっちゃくしたような見た目、カーディオイドでショックマウントとポップガード付きで吹かれにも割と強く高域までスッキリしています、音質的に無理はないのでYouTube収録にはぴったりではないでしょうか、これから始める人には良いと思います。(安いし、笑)

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